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ウコンはアジアの熱帯地方が原産の多年草木で、
クルクミンという成分が含まれています。 ウコンは亜熱帯植物ですから、
1年中気温の高い地域でないと品質の良いウコンは作れないようです。
ウコンの多肉質の根茎は薬用のほか、カレー粉の重要な香味、黄色料とされるものです。
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ウコンには発ガンを抑制する作用や、
肝臓強化作用、糖尿病の合併症の予防、さらには高血圧を抑えたり、
動脈硬化を予防する効果などがあることが科学的に証明されてきました。
これらの効能は、どれをとっても現代人が直面している生活習慣病の治療や予防に欠かせないものばかりです。
その他にも、ウコンには現代人に不足しているミネラル類も豊富に含まれています。
ウコン茶に含有されるクルクミンには利尿、利胆(胆汁分泌促進)、
抗酸化、解毒、抗癌、抗炎症作用があり肝臓の働きを活発にします。
胆汁酸の分泌が活発になると原料であるコレステロールが消費され、結果的に血液中のコレステロールが減少します。 |
好転反応(メンゲン)について
飲み始めて、いわゆる、『好転反応(メンゲン)』として、一時的に、体や足の裏がほ
てる、軟便や下痢、湿疹、赤斑、鼻血を伴うことがあります。この場合には、摂取量が多
く過剰反応と認められますので、量を減らすか、一旦、摂取を停止して正常状態に戻して
から再びお飲みになれば良いでしょう。メンゲンは速やかに通過することが肝要です。
ウコンの副作用(肝障害など)
ウコンはまれに皮膚が痒くなるなどのアレルギー症状や肝障害、胆管障害の副作用が 報告されています。
肝硬変や胆石のある人は量を控えるか避けたほうが良いようです。
ウコンは胆汁の分泌を活発化、肝臓の働きを良好にするようですが、
過剰摂取、 長期摂取は消化管に障害を起こすこがと動物実験で確認されているようです。
ウコンは「平滑筋」を収縮させる力を活発化する働きがあり、
胃腸での平滑筋の様子を良好にし、消化を促進させる働きを発揮します。
ところが、この作用が子宮の収縮力におよぶと、もし子どもがおなかにいたら流産する危険性があります。
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